「母子3人でマレーシア留学」された方の本のご紹介
7月21日付けのマレーシア現地中国語新聞
「星洲日報(Sin Chew Daily)」の教育版に、
日本から来たママが子供2人を連れて、
はるばるマレーシアに留学しにきた体験記(中国語版)
を出版された旨が記事になって載っていました。
実はこのママさんの体験記、
私も7年前、マレーシアで週刊発行されているフリーペーパーに
掲載されていたのを読んだことがあります。
広告主におべっかを使うような記事が多いフリーペーパーの中でも、
このママさんの連載は、「生の体験」をありのままに伝える内容で、
普段はあまりフリーペーパーを読まない私でも、
この連載が掲載されていた頃はわざわざ毎週この記事読みたさに
フリーペーパーの置いてある場所まで取りに行くほど、
毎回たのしみに読ませていただいたものです。
7年後、
また偶然、新聞記事でこのママさんが親子留学体験記を出版されたと
いうことを知り、
こんな弱小ブログではありますが、
ぜひこのママさんと2人のお子さんたちの
留学後の経過をかいつまんでご紹介出来ればと思ったので、
いま一つ自信のない中国語の訳ではありますが
ご紹介させてください。
ちなみに、本の題名は「大橋媽媽的移動式教養」です。
**********
以下、中国語新聞より概略:
このママさんが、2人の子供をマレーシアで教育させようと決心させたのは、2000年に訪れた、レダン島。 ←(なんと、我が家にとっては、タイムリーな場所)
大自然に囲まれた環境、多民族国家、そしてなんといっても多言語教育に寛大な環境に、このママさんは一気に惹かれた、と言います。
日本では公立教育がどんどんゆとりを求める方針に変化しつつあり、競争のない(没競争)、(たぶん、円周率のことだと思うけど)分数点を省略して教えてしまったり、などといった方向に進んでいることに不安を覚えたこのママさんは、
11歳の長男と、9歳の長女の、
2人の子供たちをマレーシアの学校へ留学させようと、決心しました。
留学当初は、PJにあるMインターナショナルスクール(ローカル・インター)を考えましたが、
2人の子供たちには合わず、
結局、イギリス式のGインターナショナルスクールに編入することになりました。
変化をあまり好まない長男くんは、Gインターに入った当初はなかなかなじめなかった様子でしたが、環境の変化にも動じない長女ちゃんはすぐに学校でも打ち溶けていけたようでした。
(当時のフリーペーパー連載には、
親が就労ビザでない場合の、
子供の「就学ビザ」を取ることがとても難しく、
このママさんは何度も何度もシャーアラムの
イミグレーションに出向いて「就学ビザ」を取るために
苦労された旨が載っていました)
こどもたちがやっとGインターになじんだころ、
今度は、インターナショナルスクールの学費の高さが問題となりました。
Mインターで年間120万円、Gインターでも、年間100万円はかかります。
しかも、
インターナショナルスクールは毎年学費が値上がりするため、
「このままでは、長期でマレーシア留学することがかなわないのでは・・・」と思ったころ、「チャイニーズ・タイペイ・スクール」に出会います。
この「チャイニーズ・台北・スクール」ならば、学費も良心的で校風もよいと思ったこのママさんは、中国語をまったく知らない2人の子供たちを、今度はこの「チャイニーズ・台北・スクール」に転校させることにしたのでした。
そして7年後、
20歳になった長男くんは、「いまでは日本語、英語、中国語が使えるようになり、国際的視野も広がった。日本にあのままいたら、今の自分はなかっただろう。永遠の財産を与えてもらえたお母さんに、ありがとうを言いたい」と、
18歳の長女ちゃんも、3ヶ国語を操れ、挫折しても立ち直れるような強い精神を持てるようになった(ここらへんの訳はかなり異訳&創造かも。簡体字なので余計にわかりません。スミマセン。)、と話していました。
**********
といったような内容でした。
このママさんの場合は、中国語が堪能(おそらく英語も)だったため、
ママさん一人ででもマレーシア的な「困難」に立ち向かえたのかもしれませんし、
お子さんたちが中国語も出来るようになったのも
お母さんが中国語の達人だったから、
中国語ミディアムの学校に転校させてもついていくことができたのかもしれません。
それでも、このママさんの「強い意志」と「強い言語力」には、脱帽です。
あと、「子供たちの可能性を信じる力」も。
この記事を読んで、「やれば、できるもんなんだなぁ」と思いました。
7年前のマレーシアといえば、
今よりもさらに不便な点が多かったはずですから。。。
私も、ここまで子供たちのために尽くせる親になれるよう、
ちょっとは見習わなくては・・・
がんばります。(無理しない程度に・・・)

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「星洲日報(Sin Chew Daily)」の教育版に、
日本から来たママが子供2人を連れて、
はるばるマレーシアに留学しにきた体験記(中国語版)
を出版された旨が記事になって載っていました。
実はこのママさんの体験記、
私も7年前、マレーシアで週刊発行されているフリーペーパーに
掲載されていたのを読んだことがあります。
広告主におべっかを使うような記事が多いフリーペーパーの中でも、
このママさんの連載は、「生の体験」をありのままに伝える内容で、
普段はあまりフリーペーパーを読まない私でも、
この連載が掲載されていた頃はわざわざ毎週この記事読みたさに
フリーペーパーの置いてある場所まで取りに行くほど、
毎回たのしみに読ませていただいたものです。
7年後、
また偶然、新聞記事でこのママさんが親子留学体験記を出版されたと
いうことを知り、
こんな弱小ブログではありますが、
ぜひこのママさんと2人のお子さんたちの
留学後の経過をかいつまんでご紹介出来ればと思ったので、
いま一つ自信のない中国語の訳ではありますが
ご紹介させてください。
ちなみに、本の題名は「大橋媽媽的移動式教養」です。
**********
以下、中国語新聞より概略:
このママさんが、2人の子供をマレーシアで教育させようと決心させたのは、2000年に訪れた、レダン島。 ←(なんと、我が家にとっては、タイムリーな場所)
大自然に囲まれた環境、多民族国家、そしてなんといっても多言語教育に寛大な環境に、このママさんは一気に惹かれた、と言います。
日本では公立教育がどんどんゆとりを求める方針に変化しつつあり、競争のない(没競争)、(たぶん、円周率のことだと思うけど)分数点を省略して教えてしまったり、などといった方向に進んでいることに不安を覚えたこのママさんは、
11歳の長男と、9歳の長女の、
2人の子供たちをマレーシアの学校へ留学させようと、決心しました。
留学当初は、PJにあるMインターナショナルスクール(ローカル・インター)を考えましたが、
2人の子供たちには合わず、
結局、イギリス式のGインターナショナルスクールに編入することになりました。
変化をあまり好まない長男くんは、Gインターに入った当初はなかなかなじめなかった様子でしたが、環境の変化にも動じない長女ちゃんはすぐに学校でも打ち溶けていけたようでした。
(当時のフリーペーパー連載には、
親が就労ビザでない場合の、
子供の「就学ビザ」を取ることがとても難しく、
このママさんは何度も何度もシャーアラムの
イミグレーションに出向いて「就学ビザ」を取るために
苦労された旨が載っていました)
こどもたちがやっとGインターになじんだころ、
今度は、インターナショナルスクールの学費の高さが問題となりました。
Mインターで年間120万円、Gインターでも、年間100万円はかかります。
しかも、
インターナショナルスクールは毎年学費が値上がりするため、
「このままでは、長期でマレーシア留学することがかなわないのでは・・・」と思ったころ、「チャイニーズ・タイペイ・スクール」に出会います。
この「チャイニーズ・台北・スクール」ならば、学費も良心的で校風もよいと思ったこのママさんは、中国語をまったく知らない2人の子供たちを、今度はこの「チャイニーズ・台北・スクール」に転校させることにしたのでした。
そして7年後、
20歳になった長男くんは、「いまでは日本語、英語、中国語が使えるようになり、国際的視野も広がった。日本にあのままいたら、今の自分はなかっただろう。永遠の財産を与えてもらえたお母さんに、ありがとうを言いたい」と、
18歳の長女ちゃんも、3ヶ国語を操れ、挫折しても立ち直れるような強い精神を持てるようになった(ここらへんの訳はかなり異訳&創造かも。簡体字なので余計にわかりません。スミマセン。)、と話していました。
**********
といったような内容でした。
このママさんの場合は、中国語が堪能(おそらく英語も)だったため、
ママさん一人ででもマレーシア的な「困難」に立ち向かえたのかもしれませんし、
お子さんたちが中国語も出来るようになったのも
お母さんが中国語の達人だったから、
中国語ミディアムの学校に転校させてもついていくことができたのかもしれません。
それでも、このママさんの「強い意志」と「強い言語力」には、脱帽です。
あと、「子供たちの可能性を信じる力」も。
この記事を読んで、「やれば、できるもんなんだなぁ」と思いました。
7年前のマレーシアといえば、
今よりもさらに不便な点が多かったはずですから。。。
私も、ここまで子供たちのために尽くせる親になれるよう、
ちょっとは見習わなくては・・・
がんばります。(無理しない程度に・・・)

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Keyword : マレーシア インターナショナルスクール 親子留学