2番じゃダメ、なんじゃなくて。。
昨日、ゴンタの学校の先生とお話していて、
なぜか、業務仕分けをしていたときのレンホウ議員の
「一番じゃなくて2番では、ダメなんですか?」という
言葉がよみがえってきました。
↑
(古くてスミマセン・・・)
****************
ゴンタのインターで今日行われているはずのインターナショナル・ディでは、
クラスの先生方が各自、
自分たちが「やりたい!」と思う文化、国をフィーチャーして
そのクラスごとに部屋を飾り付けしたり、担当する国家の文化などの紹介を行うのですが、
実は、このフィーチャーされる国家について、
裏ではまた、ちょっとした出来事があったようなのです。
先日、仲良し韓国人留学生のママとおしゃべりしていたときに
「そういえばインターナショナル・ディに、韓国ブースがないじゃないっ!
これだけ韓国人生徒が多い中、なんでやらないの?先生と保護者の集まりの際に
提案しなかったの?」と聞いてみたら、
実は韓国人ママたちは「韓国ブース」の手伝いを出来ると思って
張り切っていたらしいのだけれど
結局、先生方はすでに自分のやりたい国家を決めてしまっていたらしく、
ブースが出せなくなった韓国チーム(?)は
オープニングで韓国人生徒による伝統音楽の披露をする、ということに
なったそうなのです。
お友達ママは、「中には差別だ~!って怒ってるママさんもいるのよ~・・・(ため息)」と
教えてくれました。
そして昨日、「ニッポン・ブース」をやりたいと申し出てくれた先生に
浴衣の着方を教えにいく機会があったので、
先生に直接、「どうして他の国でなくてニッポンを選んだんですか?」と聞いてみたところ、
先生いわく、
「ニッポンは素晴らしい伝統と美しい自然があって、文化的にも魅力があるし、
せっかくのインターナショナル・デイに
生徒たちに体験してもらうには、ニッポンが一番適切な国だ、と思ったから」
・・・とのお返事だったのです。
ニッポンでは当たり前と思われているような「京都への修学旅行」や
高度な技術を誇る「新幹線」など、
実をいうと
外国ではめったにお目にかかれるものではありません。
アジア圏でも、温泉だったらべつに台湾だっていいじゃない?と思うかもしれないけれど、
ニッポンの温泉と台湾の温泉を何気なく比べて見たとして、
冬の雪景色のなか、静寂の中でゆったりと
過ごせる温泉といえば
外国人にとって一番に思いつくのはやっぱり「ニッポン」だし、
電化製品といえばやっぱり「アキハバラ」、
アジアのビューティーといえば、
まず第一に「ゲイシャ」を思い浮かべる、
という思考回路ができあがっている様子。
しかしこの思考回路は、ある日突然そうなったわけでは決してなく、
先人たちが日々、しのぎを削って切磋琢磨し、
技術でも世界に負けない力をつけ、
伝統を重んじて現在までその伝統を守り続けてきたおかげに他ならず、
「わが道」を信じていままでコツコツと努力してきたがために
やっと世界でも
「アジアといえば、ニッポン!」という座につけた(?)わけであり、
これを「別に2番でもいいじゃない?」という投げやりな態度で
適当にしていたら、
いつ、他のアジア諸国に「アジアといえば○○」という座を
奪われてもおかしくはない状況にあるのだということを
こ~んな小さなインターナショナル・スクール内の出来事でも
感じとれてしまったのでありました。
「2番じゃダメ?」なんて考えること自体が
今の世界の動きに鈍感すぎる、、、ということなのかもしれません。
第一、この学校でニッポン籍をもつ生徒さんは片手で数えられるほど、
しかも、うちゴン含む数人は2重国籍保持者(だと思う)、というぐらい
少数派でしかないので、
そんな少数派の国民として、
今、出来ることは何でも頑張る!、そして
「わが道」を信じて、コツコツやっていく、
結局は、これしかないんだろうな、と母は実感いたしました。
1番を目指したってなかなか1番になんてなれないものなのだから、
何でも、出来るときに出来ることを一生懸命に頑張る!
・・・これに尽きます。
さあ、母もまた、ボチボチがんばろうっと♪
みなさんも良い週末をお過ごしください。

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↑
いつもクリック応援&最後までお付き合い、ありがとう♪
実は「マレーシア」ブースもなかったりして(汗)。。。
これがNスクールだったら
保護者が暴動を起こすんじゃないかと・・。
「2番手」以降は表舞台に立つことさえもできない、国際社会は思った以上に厳しいです。
ゴンがインフルエンザでお休み中、母もすっかり寝坊して毎朝7時起きです:P
来週からはまた早起き、がんばります♪
なぜか、業務仕分けをしていたときのレンホウ議員の
「一番じゃなくて2番では、ダメなんですか?」という
言葉がよみがえってきました。
↑
(古くてスミマセン・・・)
****************
ゴンタのインターで今日行われているはずのインターナショナル・ディでは、
クラスの先生方が各自、
自分たちが「やりたい!」と思う文化、国をフィーチャーして
そのクラスごとに部屋を飾り付けしたり、担当する国家の文化などの紹介を行うのですが、
実は、このフィーチャーされる国家について、
裏ではまた、ちょっとした出来事があったようなのです。
先日、仲良し韓国人留学生のママとおしゃべりしていたときに
「そういえばインターナショナル・ディに、韓国ブースがないじゃないっ!
これだけ韓国人生徒が多い中、なんでやらないの?先生と保護者の集まりの際に
提案しなかったの?」と聞いてみたら、
実は韓国人ママたちは「韓国ブース」の手伝いを出来ると思って
張り切っていたらしいのだけれど
結局、先生方はすでに自分のやりたい国家を決めてしまっていたらしく、
ブースが出せなくなった韓国チーム(?)は
オープニングで韓国人生徒による伝統音楽の披露をする、ということに
なったそうなのです。
お友達ママは、「中には差別だ~!って怒ってるママさんもいるのよ~・・・(ため息)」と
教えてくれました。
そして昨日、「ニッポン・ブース」をやりたいと申し出てくれた先生に
浴衣の着方を教えにいく機会があったので、
先生に直接、「どうして他の国でなくてニッポンを選んだんですか?」と聞いてみたところ、
先生いわく、
「ニッポンは素晴らしい伝統と美しい自然があって、文化的にも魅力があるし、
せっかくのインターナショナル・デイに
生徒たちに体験してもらうには、ニッポンが一番適切な国だ、と思ったから」
・・・とのお返事だったのです。
ニッポンでは当たり前と思われているような「京都への修学旅行」や
高度な技術を誇る「新幹線」など、
実をいうと
外国ではめったにお目にかかれるものではありません。
アジア圏でも、温泉だったらべつに台湾だっていいじゃない?と思うかもしれないけれど、
ニッポンの温泉と台湾の温泉を何気なく比べて見たとして、
冬の雪景色のなか、静寂の中でゆったりと
過ごせる温泉といえば
外国人にとって一番に思いつくのはやっぱり「ニッポン」だし、
電化製品といえばやっぱり「アキハバラ」、
アジアのビューティーといえば、
まず第一に「ゲイシャ」を思い浮かべる、
という思考回路ができあがっている様子。
しかしこの思考回路は、ある日突然そうなったわけでは決してなく、
先人たちが日々、しのぎを削って切磋琢磨し、
技術でも世界に負けない力をつけ、
伝統を重んじて現在までその伝統を守り続けてきたおかげに他ならず、
「わが道」を信じていままでコツコツと努力してきたがために
やっと世界でも
「アジアといえば、ニッポン!」という座につけた(?)わけであり、
これを「別に2番でもいいじゃない?」という投げやりな態度で
適当にしていたら、
いつ、他のアジア諸国に「アジアといえば○○」という座を
奪われてもおかしくはない状況にあるのだということを
こ~んな小さなインターナショナル・スクール内の出来事でも
感じとれてしまったのでありました。
「2番じゃダメ?」なんて考えること自体が
今の世界の動きに鈍感すぎる、、、ということなのかもしれません。
第一、この学校でニッポン籍をもつ生徒さんは片手で数えられるほど、
しかも、うちゴン含む数人は2重国籍保持者(だと思う)、というぐらい
少数派でしかないので、
そんな少数派の国民として、
今、出来ることは何でも頑張る!、そして
「わが道」を信じて、コツコツやっていく、
結局は、これしかないんだろうな、と母は実感いたしました。
1番を目指したってなかなか1番になんてなれないものなのだから、
何でも、出来るときに出来ることを一生懸命に頑張る!
・・・これに尽きます。
さあ、母もまた、ボチボチがんばろうっと♪
みなさんも良い週末をお過ごしください。

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いつもクリック応援&最後までお付き合い、ありがとう♪
実は「マレーシア」ブースもなかったりして(汗)。。。
これがNスクールだったら
保護者が暴動を起こすんじゃないかと・・。
「2番手」以降は表舞台に立つことさえもできない、国際社会は思った以上に厳しいです。
ゴンがインフルエンザでお休み中、母もすっかり寝坊して毎朝7時起きです:P
来週からはまた早起き、がんばります♪
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Keyword : マレーシア インターナショナルスクール
コメントの投稿
No title
本当にそうですね。
一番を目指してもなかなかなれないものです。
最初から2番でいいなんて寂しすぎます。
もちろん事業仕分けの場合、それが一番になったら国民が
幸せになるのかどうかという視点も大事ですが、少なくとも
個人が頑張る分においては、やれるだけのことをやって
おくのがやはりいいですね。
一番を目指してもなかなかなれないものです。
最初から2番でいいなんて寂しすぎます。
もちろん事業仕分けの場合、それが一番になったら国民が
幸せになるのかどうかという視点も大事ですが、少なくとも
個人が頑張る分においては、やれるだけのことをやって
おくのがやはりいいですね。
Re: No title
まめっちママさんこんにちは。
駐在員でもない何の後ろ盾もない一個人の日本人としては
特に海外に出た場合に、国としての「ブランド力」如何で
対応が大きく変わってくるものなんですよね。
事業仕分けの場合は国民の血税も関わってくるから
損得勘定のほうが先行してしまうのもいたしかたないのかも
しれないですが、
欧米・中東・その他の諸国からみれば
日本なんて土地も資源もない極東の小さな島国でしかないわけで、
そんな国から技術力や努力、勤勉さなどなどを奪ってしまったら・・とおもうと
ちょっと不安がよぎりました。
今の日本はちょっと内向的というか、全体的に小さくまとまってしまっているように
思えたので、思い切って世界で「1番」目指して頑張ってほしいなと思いました。
駐在員でもない何の後ろ盾もない一個人の日本人としては
特に海外に出た場合に、国としての「ブランド力」如何で
対応が大きく変わってくるものなんですよね。
事業仕分けの場合は国民の血税も関わってくるから
損得勘定のほうが先行してしまうのもいたしかたないのかも
しれないですが、
欧米・中東・その他の諸国からみれば
日本なんて土地も資源もない極東の小さな島国でしかないわけで、
そんな国から技術力や努力、勤勉さなどなどを奪ってしまったら・・とおもうと
ちょっと不安がよぎりました。
今の日本はちょっと内向的というか、全体的に小さくまとまってしまっているように
思えたので、思い切って世界で「1番」目指して頑張ってほしいなと思いました。