【子連れロシア国内個人旅行】 サンクトペテルブルクへの旅 2012
子連れロシア国内・個人旅行記録、前編.
毎度
よくいえば「フレキシブル」
悪くいえば「行き当たりばったり」の我が家ですが、
今回は義弟夫婦の予定がこちらに来るまでほとんど分からず、
せっかくはるばる遠方から来てくれていることだし
週末ぐらいはみんなで出かけようじゃ~ないか!ということで
義弟夫婦と共にサンクトペテルブルクに同行することにしてみました。
旅立ちの日の朝は早い!
朝5時すぎ、モスクワの日の出でございます。

・・・とは言っても
この日は義弟夫婦が我らより一足先に
早朝発の「サプサン(特急列車)」にてサンクトペテルブルクへ赴くため、
ワタクシも彼らの見送り兼朝ごパンの準備等で早起きしたというだけでして、
ミッドターム休暇前の金曜日、
長男&次男は学校がまだあったので
我ら一家が出発するのは深夜23時59分発の夜行列車であります。
**************************************
夜のレニングラーツキー駅に到着。

この人なくしてこの駅は語れない?!

夜中の駅で列車待ちするのなんて
学生時代以来かも。
駅構内のベンチにはいろんな人がいました。
家族で延々と話しているおばちゃん、
軍服を来たお兄さんたち、
寝こけているおじさん、
学校か運動クラブかなにかの旅行へ行く
セカンダリーらしき生徒たちのグループ、
フィンランド行き寝台列車に乗るらしきフィンランド人ご一行、
大荷物で帰郷する予定?のグループなどなど。
今回は日にちも迫っていたのでパパの職場のスタッフの方に
列車のチケット購入をおまかせしたのだそうで、
実物の列車を見るまでまったく気づきませんでしたが、
サンクトペテルブルク行き深夜寝台列車は
23時55分の赤い列車と
23時59分発の青い列車の2種類あったのだということに
この時初めて気がつきました。
(その前後にも夜行列車があるようです)

我らが乗ったのは青い「エクスプレス」、
そういや、ガイドブックなんかでよく見る「赤い矢号」つ~のは、
もしかして向いの赤い列車だったんじゃない??みたいな(汗)。
「赤い矢号」のほうには食事が付いているけれど
「エクスプレス」には食事なし、
カーテンの柄も、「赤い矢号」のほうには
ちょっとしたボンボン飾りなんかもついちゃってたりしましたが、
まあ、真夜中に食事が出たところで食べる確率は限りなく低いので
食事の有無では別にどっちでもいいんじゃない?という感じもしなくもなく。
駅で列車待ちしている間に眠くて仕方がなくなった長男&次男、
列車に乗ったら即、爆睡。。。。


コンパートメントは4人人部屋なので、
四人家族だとちょうど一つのコンパートメントを専有できるという特典?が。

↑
こんな状態。(クリックすると大きくなります)
ファーストクラスだと2人部屋になるらしい。
乗車券は乗る前と出発直後に車掌さん(女性)に見せるだけですが、
子供料金は10歳未満までしか適用されないので、
今年10月には10歳になってしまう長男のチケットおよびパスポートは
やけに念入りにチェックされていました。

(ちなみに子供料金は大人の約3分の1で済むので、
列車での子連れ旅行をお考えの方は10歳までに是非!?)
翌朝。
8時着なのに6時には起きてしまいました。
列車内を散策。

サンクトペテルブルクに到着~♪
青のエクスプレスと

数分前に到着していた
赤い矢号

列車から降りた長男ゴン、「あれ~?ボクゥ、どうやって電車乗ったの~?」と
プラットフォームを歩いた記憶なし。
昨晩はどうやら眠りながら歩いて列車に乗った様でした。
一足先にサンクトに来ていた義弟夫婦と合流し、
朝食後にメトロで移動。

モスクワのメトロよりも照明が断然明るいです。

が。
モスクワのメトロのほうがサンクトのメトロよりも
スリ・ひったくり事件の割合が低く、安全なのだそうで。
その理由として、
モスクワのほうが「テロを警戒して警察官が巡回している頻度が
高いから」とか(汗)。。
それって・・・
まるでドングリの背比べってか?
まあね、それを言っちゃ~、
テロといえばロンドンの地下鉄だって危険がいっぱいですから!
海外で公共交通機関を使用する場合は
『常に気を抜くな!』、ということになるのでしょう。
エルミタージュ美術館に到着。

大人は400ルーブル、子供は無料。
豪華シャンデリア♪

ハリポタに出てくるような
図書室。
そして長男、嬉しがって何枚も写真を撮る。

歴史を刻むタペストリー

豪華絢爛の間

広い宮殿を見るだけでも興味深いのですが、
さらに豪華な調度品や絵画など、
じっくり見始めたらきりがなくなりそうです。
歩き疲れる子供たち@エルミタージュ。

ワタクシはと言いますと、
約20年ほど前に大学からの研修旅行で
エルミタージュにも来たことがあったのだけど、
旦那および義弟がいちいちあらゆるものを指して、
「これ前に来た時見た?覚えてる?」などと聞いてくるので
「とりあえず入口入ったすぐの大部屋に超ドデカサイズの
翡翠のトロフィー型置物があったんだ!」を繰り返して唱えておったのですが
肝心のドデカサイズ・翡翠の置物は見当たらず。
どこへ行ってしまったんでしょう?
それでも、また同じ場所へ来ることができたのは
この場にご縁があったからこそ。
というわけで、
今回は目を見開いて、しっかり記憶に焼き付けるよう、
ワタクシといたしましてはかなり努力してみました。
英雄たちの間

ゴーギャンとゴン。

期間展示されている金貨の細工展示室。

実物よりも実物らしく見える絵画

ナポレオン?

一階に戻ってカフェにて休憩。
義弟夫婦がどうしてもダヴィンチの絵を見たいというので
ワタクシどもは歩き疲れたキッズとともにお留守番。
すぐ横には
美術館内の案内やゲームができるパソコンがあり、
パソコンを見たとたん一気に元気回復してしまった2人。
↓

なかなか正解できなくて30分ほど粘ってました(汗)。
エルミタージュ美術館を出てネヴァ川沿いを300メートルほど歩いた先に
遊覧ボード乗り場が。
水際で「これは海の水か、河の水か?」と議論?する2人。

船に乗ってみました。
対岸のペトロパヴロフスク要塞

聖イサアク大聖堂

遊覧船は約2時間かけてネヴェ川沿いの主要な名所の説明を
ロシア語で放送してくれていました。
朝から休みなしで出歩いたわりには
遊覧船でゆっくりと過ごすことができたので
歩くのが苦手な子連れでも
とりあえずの名所だけは押さえることができました(のか?)。
超短期サンクトペテルブルクの旅記録、後編につづく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あすは戦勝記念日で国中が祝日でお休みです。
車のドアノブにもバッグの持ち手にも、
いたるところに黒&黄色(ゴールド?)ストライプのリボンを目にする
今日このごろ。
こんな時に限って次男が中耳炎になり、病院に行ってきたら
1時間以上も待つハメに。でも祝日前にお薬をもらえたので
ヨカッタヨカッタ!結果オーライ♪ってことで。
皆様もよい休日をお過ごしください。
毎度
よくいえば「フレキシブル」
悪くいえば「行き当たりばったり」の我が家ですが、
今回は義弟夫婦の予定がこちらに来るまでほとんど分からず、
せっかくはるばる遠方から来てくれていることだし
週末ぐらいはみんなで出かけようじゃ~ないか!ということで
義弟夫婦と共にサンクトペテルブルクに同行することにしてみました。
旅立ちの日の朝は早い!
朝5時すぎ、モスクワの日の出でございます。

・・・とは言っても
この日は義弟夫婦が我らより一足先に
早朝発の「サプサン(特急列車)」にてサンクトペテルブルクへ赴くため、
ワタクシも彼らの見送り兼朝ごパンの準備等で早起きしたというだけでして、
ミッドターム休暇前の金曜日、
長男&次男は学校がまだあったので
我ら一家が出発するのは深夜23時59分発の夜行列車であります。
**************************************
夜のレニングラーツキー駅に到着。

この人なくしてこの駅は語れない?!

夜中の駅で列車待ちするのなんて
学生時代以来かも。
駅構内のベンチにはいろんな人がいました。
家族で延々と話しているおばちゃん、
軍服を来たお兄さんたち、
寝こけているおじさん、
学校か運動クラブかなにかの旅行へ行く
セカンダリーらしき生徒たちのグループ、
フィンランド行き寝台列車に乗るらしきフィンランド人ご一行、
大荷物で帰郷する予定?のグループなどなど。
今回は日にちも迫っていたのでパパの職場のスタッフの方に
列車のチケット購入をおまかせしたのだそうで、
実物の列車を見るまでまったく気づきませんでしたが、
サンクトペテルブルク行き深夜寝台列車は
23時55分の赤い列車と
23時59分発の青い列車の2種類あったのだということに
この時初めて気がつきました。
(その前後にも夜行列車があるようです)

我らが乗ったのは青い「エクスプレス」、
そういや、ガイドブックなんかでよく見る「赤い矢号」つ~のは、
もしかして向いの赤い列車だったんじゃない??みたいな(汗)。
「赤い矢号」のほうには食事が付いているけれど
「エクスプレス」には食事なし、
カーテンの柄も、「赤い矢号」のほうには
ちょっとしたボンボン飾りなんかもついちゃってたりしましたが、
まあ、真夜中に食事が出たところで食べる確率は限りなく低いので
食事の有無では別にどっちでもいいんじゃない?という感じもしなくもなく。
駅で列車待ちしている間に眠くて仕方がなくなった長男&次男、
列車に乗ったら即、爆睡。。。。


コンパートメントは4人人部屋なので、
四人家族だとちょうど一つのコンパートメントを専有できるという特典?が。

↑
こんな状態。(クリックすると大きくなります)
ファーストクラスだと2人部屋になるらしい。
乗車券は乗る前と出発直後に車掌さん(女性)に見せるだけですが、
子供料金は10歳未満までしか適用されないので、
今年10月には10歳になってしまう長男のチケットおよびパスポートは
やけに念入りにチェックされていました。

(ちなみに子供料金は大人の約3分の1で済むので、
列車での子連れ旅行をお考えの方は10歳までに是非!?)
翌朝。
8時着なのに6時には起きてしまいました。
列車内を散策。

サンクトペテルブルクに到着~♪
青のエクスプレスと

数分前に到着していた
赤い矢号

列車から降りた長男ゴン、「あれ~?ボクゥ、どうやって電車乗ったの~?」と
プラットフォームを歩いた記憶なし。
昨晩はどうやら眠りながら歩いて列車に乗った様でした。
一足先にサンクトに来ていた義弟夫婦と合流し、
朝食後にメトロで移動。

モスクワのメトロよりも照明が断然明るいです。

が。
モスクワのメトロのほうがサンクトのメトロよりも
スリ・ひったくり事件の割合が低く、安全なのだそうで。
その理由として、
モスクワのほうが「テロを警戒して警察官が巡回している頻度が
高いから」とか(汗)。。
それって・・・
まるでドングリの背比べってか?
まあね、それを言っちゃ~、
テロといえばロンドンの地下鉄だって危険がいっぱいですから!
海外で公共交通機関を使用する場合は
『常に気を抜くな!』、ということになるのでしょう。
エルミタージュ美術館に到着。

大人は400ルーブル、子供は無料。
豪華シャンデリア♪

ハリポタに出てくるような
図書室。
そして長男、嬉しがって何枚も写真を撮る。

歴史を刻むタペストリー

豪華絢爛の間

広い宮殿を見るだけでも興味深いのですが、
さらに豪華な調度品や絵画など、
じっくり見始めたらきりがなくなりそうです。
歩き疲れる子供たち@エルミタージュ。

ワタクシはと言いますと、
約20年ほど前に大学からの研修旅行で
エルミタージュにも来たことがあったのだけど、
旦那および義弟がいちいちあらゆるものを指して、
「これ前に来た時見た?覚えてる?」などと聞いてくるので
「とりあえず入口入ったすぐの大部屋に超ドデカサイズの
翡翠のトロフィー型置物があったんだ!」を繰り返して唱えておったのですが
肝心のドデカサイズ・翡翠の置物は見当たらず。
どこへ行ってしまったんでしょう?
それでも、また同じ場所へ来ることができたのは
この場にご縁があったからこそ。
というわけで、
今回は目を見開いて、しっかり記憶に焼き付けるよう、
ワタクシといたしましてはかなり努力してみました。
英雄たちの間

ゴーギャンとゴン。

期間展示されている金貨の細工展示室。

実物よりも実物らしく見える絵画

ナポレオン?

一階に戻ってカフェにて休憩。
義弟夫婦がどうしてもダヴィンチの絵を見たいというので
ワタクシどもは歩き疲れたキッズとともにお留守番。
すぐ横には
美術館内の案内やゲームができるパソコンがあり、
パソコンを見たとたん一気に元気回復してしまった2人。
↓

なかなか正解できなくて30分ほど粘ってました(汗)。
エルミタージュ美術館を出てネヴァ川沿いを300メートルほど歩いた先に
遊覧ボード乗り場が。
水際で「これは海の水か、河の水か?」と議論?する2人。

船に乗ってみました。
対岸のペトロパヴロフスク要塞

聖イサアク大聖堂

遊覧船は約2時間かけてネヴェ川沿いの主要な名所の説明を
ロシア語で放送してくれていました。
朝から休みなしで出歩いたわりには
遊覧船でゆっくりと過ごすことができたので
歩くのが苦手な子連れでも
とりあえずの名所だけは押さえることができました(のか?)。
超短期サンクトペテルブルクの旅記録、後編につづく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あすは戦勝記念日で国中が祝日でお休みです。
車のドアノブにもバッグの持ち手にも、
いたるところに黒&黄色(ゴールド?)ストライプのリボンを目にする
今日このごろ。
こんな時に限って次男が中耳炎になり、病院に行ってきたら
1時間以上も待つハメに。でも祝日前にお薬をもらえたので
ヨカッタヨカッタ!結果オーライ♪ってことで。
皆様もよい休日をお過ごしください。
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