【子連れギリシャ】ミッドタームホリディ秋2013 ⑥:デルフィ&メテオラ バスツアー
子連れギリシャ旅記録2013秋、その6。
キッズの学校から借りて来たガイドブックLonley Planetの表紙が
大きく「メテオラ」だったので、
Lonely Planet Greece


毎日表紙を観ているうちに
「メテオラ行きたい熱」がメラメラと燃え始め、
電車もしくは公共バスを駆使して自力でいくか、
1泊2日とるか、それとも日帰りでいくか?などなど
散々悩んだあげく、
考えるのが疲れたので
アテネ滞在期間を短くして
Key Toursのデルフィとメテオラへのバスツアー(2日間)に
参加してみることにしました。
**************
出発の前々日にネット予約したわりには
即コンファメーションのメールが来たりと、
なかなか頼れるKey Tours.
当日朝は時間きっかりに
おじさんがホテルに迎えに来てくれました。
さすがは観光立国ギリシャ!
そしてバスに乗る、の図。
↓

市内の各ホテルを回り、
日帰りアテネ市内ツアーのお客さんや
その他別の場所へのツアーへ参加するお客さんなどもピックアップした後、
↑
(またまた観光立国ギリシャ、さすがに効率良く廻るまわる。)
最初に乗り込んだミニバンサイズの中型バスのまま、
まずはデルフィへ出発です。

我らがガイド、マリアンヌ(ナ?)さんは
この道ン十年のベテランのようです。
バスのなか、ひたすらしゃべり続けます。

どうやらこの日はデルフィの遺跡に立ち寄ったのち、
全行程350キロほどの長距離移動をするらしいことを
地図を回して説明。

丸印が重要地点?&コーヒーブレイク&トイレ休憩。

アテネ郊外、
市内から40キロほど離れた地点に
マラソン発祥の地、「マラソン」という地があるという!
毎年11月の第?日曜日にはマラソン発祥の地を記念するマラソン大会が
行われるのだそうな。
(しかしあっという間に通り過ぎてしまった、の図)
↓

ニッポンでいうなれば「琵琶湖」的な地位にある、
アテネの水源となっている湖。

山!

クリーンエナジー再び!

WW2参戦記念碑(だったっけ?)

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
バスはひたすら走り続け、
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
やっと見えて来ました、
パルナッソス(パルナッスス)山。
ガイドさんが言うと「モン・パルナス」になるのだが、
その言葉を聞いているうちに
なぜだかこちらを思い出してしまった。
「パルナス製菓」のコマーシャル(汗)。
↓
(なぜ「パルナス」がモスクワの味なんだ?!)
モン・パルナス!!

と、その脇にあるスキーリゾート、
アラホヴァの可愛らしい街並。

夏でも避暑地、ハイキング、トレッキングのメッカとして
人気が高いのだそうな。

ここからさらに30分程度山道を通った先に、
デルフィの遺跡が見えて参りました。

世界のへそ、デルフィ!

「へそ」地域のなかでもさらに中心地を示す、「へそ」の岩。
現物は博物館に保管されているのでこれはレプリカなんだそうです。
↓

その昔、デルフォイの神託を仰ぎにはるばるとやって来た
僧侶達、旅人達のために、
大使館 兼 金庫(トレジャリー)が建てられたために
デルフィの遺跡にはトレジャリー跡が多いのだという。
復元されたトレジャリー(金庫)の一つ。
過去には盗掘などの憂き目にあい、
現物での復元が難しく、レプリカと合わせて復元しているのだそう。

古代ギリシャ語は現在のギリシャ文字とほぼ変わらず、
文法的には多少の違いはあるものの、
刻まれている文字は考古学者でなくとも
ある程度読み解ける、とのこと。
↓

これら彫刻も博物館で観れるらしい。

自動車もバスもない時代、
この山道をひたすら登りつめて「世界のへそ」へと到着し、
神託を仰ぐ僧侶や旅人達を待っていたのは
『汝を知れ』

さらなる高みを目指す細い山道と、

そして
人間が人間として生きる上で、
必要不可欠とされる知性と知識を
存分に発揮するための「劇場」と、

健全な精神はまず健全な肉体から、
身体の健康無くして精神的安定は望めない、との考えのもと、
競技場(運動場 トラック)までもが
建設されたのだ、という。 Byガイドさん。
↓

「オラクル」と聞いて、
こんなものを思い起こしてしまう、
俗世間から抜け出せないニンゲンがここに・・・。
↓
マトリックス スペシャル・バリューパック (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]


デルフィの遺跡を前に、
まるでお告げを告げるシャーマンに成り切って
ガイドしてくれたマリアンヌさん、
デルポイの神託による「ソクラテスよりも賢いものはいない」という言葉に
疑問におもったソクラテスは、色々と人に聞き回ったが、
結果、知ったかぶりは多けれど、己に「知らないことがある」と知っていたのは
ソクラテス一人だけだった、という点で他の人よりも賢かったのだと気づくのだ、と
語ってくれました。
さて。バスはさらに北を目指します。
平和の像
↓

バスは紀元前480年にあった戦場、テルモピュライ(テルモピレー)の戦いの場を
通り過ぎ、記念碑の前で記念撮影。

いまではすっかり陸地になっているけれども
紀元前480年当時はこの場所は入り組んだ湾になっており、
ペルシャ軍がギリシャに攻め入ってきたのだそうな。
メテオラまであと一息、というところで
夕日を観る、の図。

メテオラ観光の拠点となる街、カランバカに到着したのは
夜7時を軽く過ぎたころでした。。。
つづく。
キッズの学校から借りて来たガイドブックLonley Planetの表紙が
大きく「メテオラ」だったので、
Lonely Planet Greece
毎日表紙を観ているうちに
「メテオラ行きたい熱」がメラメラと燃え始め、
電車もしくは公共バスを駆使して自力でいくか、
1泊2日とるか、それとも日帰りでいくか?などなど
散々悩んだあげく、
考えるのが疲れたので
アテネ滞在期間を短くして
Key Toursのデルフィとメテオラへのバスツアー(2日間)に
参加してみることにしました。
**************
出発の前々日にネット予約したわりには
即コンファメーションのメールが来たりと、
なかなか頼れるKey Tours.
当日朝は時間きっかりに
おじさんがホテルに迎えに来てくれました。
さすがは観光立国ギリシャ!
そしてバスに乗る、の図。
↓

市内の各ホテルを回り、
日帰りアテネ市内ツアーのお客さんや
その他別の場所へのツアーへ参加するお客さんなどもピックアップした後、
↑
(またまた観光立国ギリシャ、さすがに効率良く廻るまわる。)
最初に乗り込んだミニバンサイズの中型バスのまま、
まずはデルフィへ出発です。

我らがガイド、マリアンヌ(ナ?)さんは
この道ン十年のベテランのようです。
バスのなか、ひたすらしゃべり続けます。

どうやらこの日はデルフィの遺跡に立ち寄ったのち、
全行程350キロほどの長距離移動をするらしいことを
地図を回して説明。

丸印が重要地点?&コーヒーブレイク&トイレ休憩。

アテネ郊外、
市内から40キロほど離れた地点に
マラソン発祥の地、「マラソン」という地があるという!
毎年11月の第?日曜日にはマラソン発祥の地を記念するマラソン大会が
行われるのだそうな。
(しかしあっという間に通り過ぎてしまった、の図)
↓

ニッポンでいうなれば「琵琶湖」的な地位にある、
アテネの水源となっている湖。

山!

クリーンエナジー再び!

WW2参戦記念碑(だったっけ?)

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
バスはひたすら走り続け、
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
やっと見えて来ました、
パルナッソス(パルナッスス)山。
ガイドさんが言うと「モン・パルナス」になるのだが、
その言葉を聞いているうちに
なぜだかこちらを思い出してしまった。
「パルナス製菓」のコマーシャル(汗)。
↓
(なぜ「パルナス」がモスクワの味なんだ?!)
モン・パルナス!!

と、その脇にあるスキーリゾート、
アラホヴァの可愛らしい街並。

夏でも避暑地、ハイキング、トレッキングのメッカとして
人気が高いのだそうな。

ここからさらに30分程度山道を通った先に、
デルフィの遺跡が見えて参りました。

世界のへそ、デルフィ!

「へそ」地域のなかでもさらに中心地を示す、「へそ」の岩。
現物は博物館に保管されているのでこれはレプリカなんだそうです。
↓

その昔、デルフォイの神託を仰ぎにはるばるとやって来た
僧侶達、旅人達のために、
大使館 兼 金庫(トレジャリー)が建てられたために
デルフィの遺跡にはトレジャリー跡が多いのだという。
復元されたトレジャリー(金庫)の一つ。
過去には盗掘などの憂き目にあい、
現物での復元が難しく、レプリカと合わせて復元しているのだそう。

古代ギリシャ語は現在のギリシャ文字とほぼ変わらず、
文法的には多少の違いはあるものの、
刻まれている文字は考古学者でなくとも
ある程度読み解ける、とのこと。
↓

これら彫刻も博物館で観れるらしい。

自動車もバスもない時代、
この山道をひたすら登りつめて「世界のへそ」へと到着し、
神託を仰ぐ僧侶や旅人達を待っていたのは
『汝を知れ』

さらなる高みを目指す細い山道と、

そして
人間が人間として生きる上で、
必要不可欠とされる知性と知識を
存分に発揮するための「劇場」と、

健全な精神はまず健全な肉体から、
身体の健康無くして精神的安定は望めない、との考えのもと、
競技場(運動場 トラック)までもが
建設されたのだ、という。 Byガイドさん。
↓

「オラクル」と聞いて、
こんなものを思い起こしてしまう、
俗世間から抜け出せないニンゲンがここに・・・。
↓
マトリックス スペシャル・バリューパック (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
デルフィの遺跡を前に、
まるでお告げを告げるシャーマンに成り切って
ガイドしてくれたマリアンヌさん、
デルポイの神託による「ソクラテスよりも賢いものはいない」という言葉に
疑問におもったソクラテスは、色々と人に聞き回ったが、
結果、知ったかぶりは多けれど、己に「知らないことがある」と知っていたのは
ソクラテス一人だけだった、という点で他の人よりも賢かったのだと気づくのだ、と
語ってくれました。
さて。バスはさらに北を目指します。
平和の像
↓

バスは紀元前480年にあった戦場、テルモピュライ(テルモピレー)の戦いの場を
通り過ぎ、記念碑の前で記念撮影。

いまではすっかり陸地になっているけれども
紀元前480年当時はこの場所は入り組んだ湾になっており、
ペルシャ軍がギリシャに攻め入ってきたのだそうな。
メテオラまであと一息、というところで
夕日を観る、の図。

メテオラ観光の拠点となる街、カランバカに到着したのは
夜7時を軽く過ぎたころでした。。。
つづく。
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